まどマギ見た。

さやかはやさしい子でした。彼女の願いは純粋で、とてもすてきでした。ぼくは、だから、さやかが好きです。心の底から、すてきだと思いました。その道を進んでいいんだよと、それは彼女のためにはならないとわかっているのですが、言いたくなりました。
自分がつらいときでも、まどかという友達を常に気づかっていました。心の中に生まれた、言ったらまどかを不幸にしてしまうだろう言葉を何度も消して、消して、消していたのだろうし、さやかはそういうことができる子でした。だからこそさやかでした。
この作品は、作者は、それを、それを消せないようにしてしまった。そんな余裕がなくなっちゃう状況に、してしまった。それをさやかの口から言わせてしまった。さやかはまどかを傷つけ、さやかを傷つけた。

腹立たしいなあ、本当に。きちんと物語としておもしろいんだもん。腹立たしい。